「警察幹部が権力を利用し、タダで性サービスをむさぼっていた」
告発者は老舗ソープ「エンペラー」の元経営者A氏です。
やり取りしたLINEや盛りだくさんの生々しい要求。
しかも支払いは一度もなく、無料接待は100回近く!
吐き気がするような和歌山県警所長の文春記事をまとめてみました。
和歌山県警所長は元刑務課長・堀内康弘警視
2人の関係が始まったのは2017年頃。
「知人から、警察に知り合いがいたほうがいい、ということで堀内氏をしょうかいされました」(A氏)
会食で「警察がダメと言えば、Aさんの店はダメだからね」と堀内に言われ、A氏が「目を瞑ってもらっているようなもんですね」と答えると、「ではお店に遊びに行っていいのかな?」という会話になり、エンペラーに繰り返し案内することに。
会食→ソープの流れは定番化、そのうち堀内氏はLINEで「背が低くて痩せた子を」「急だけど今からいい?」と図々しい注文を繰り返した。
さらにA氏に無断で店に現れ「顔パス」でサービスを受けることも常態化。
お店の女の子への費用(80分29000円)は、店長のAさんの持ち出しだったとか!
和歌山県警所長からAさんへのLINE内容
「Aさん、急やけど、今日の夜7時台にスタートできる人で、エエ人は開いてないですかねぇ…😅」(22年9月)
「手堅く一回当たっている…〇〇〇、△△、□□□、もしくは気になっている…●●●●、▽▽、この辺りがありがたいです」(22年12月、記号は源氏名)
「11時半から12時までの間で可愛い人、いませんか」(23年11月)
などなど。
時には、お店の女の子に満足したのか、こんな内容も。
「××ちゃん以来のホームランって感じでした、雰囲気等々☺」(23年11月)
あてがって欲しい女性の特徴を事細かにオーダーすることも。
「今日は、大嫌いなOBと仕方なく🍴🍻せなアカンかったんで、すごくストレス溜まってます(^^)/つきましては…身長155センチ以下、バスト85センチ以下の細見さんは余ってませんか?」
しかも、条件に合う女性がいないなら、別の飲食店に置いてあるA氏のボトルを飲むから「ご了承ください」と続く文面。
A氏はさすがに憤慨していました。
和歌山県警所長のその後
仕方なく堀内氏の要求に応え続けていたA氏でしたが、今年5月に「エンペラー」は摘発されました。
A氏は起訴されて今月、執行猶予付きの有罪判決を受けることに。
A氏は検事による取り調べの際、堀内氏との関係を告白。
ですが事件は明るみには出ませんでした。
A氏の弁護人によると
「警官による強要罪や恐喝罪にも当たり得ると考え、捜査機関には『裏付けとなる資料もある』という旨も伝えたが、要求されなかった。残念ながら、警察組織は堀内氏の退職を認めて幕引きとしたようです」
現在堀内氏は、民間企業に普通にお勤めしているようです。
妻子もある堀内氏。A氏に繰り返し「LINEのメッセージはけしているか?」と尋ねていたとか。せっかく残されてはいましたが、大きな組織の前ではささいな証拠だったのでしょうか。
コメント